就職、転職に役立つブログ(転職編)

転職と残業
転職することになった理由の中で、上位に入ってくるものとして残業の多さが挙げられます。
あまりに残業が多いと体に負担がかかるだけでなく、仕事とプライベートの両立が出来なくなります。
休む間もなく働き続けるような暮らし方は、仕事が苦痛で、体がもたなくなってしまいます。
仕事をしていく中では多少の残業は、業務の成果や目的の達成にためには必要なことです。
その反面、過剰な残業は、肉体的にも、精神的にも疲労を起こします。
人手不足の問題で、一人一人の仕事量が多くなり、結果的に過度の残業や休日出勤によって仕事の遅れを取り返さなくてはならない事もしばしばあります。
残業と休日出勤で休む間もない人は、仕事を変えることでこの状況を打破したいと考えるものです。
会社によっては残業をしても給料内に含まれると言ったみなし残業や、年俸制を採用していて全く残業手当が発生しないという場合もあります。転職をしたいと思ったきっかけが、どれだけ残業をしても給料が上がらない、残業時間も、休日出勤の日数も多いのに、給料は低いままということを、転職の理由にする人は少なくありません。
転職する理由を整理する
転職をしようと思う人には、それなりの事情があるはずです。
いま転職を考えている人は、仕事を辞める理由について、よく整理しておく必要があります。
社内の雰囲気が嫌、苦手な上司や社員の存在、仕事が向かない、やめたい理由はいろいろです。
今の仕事では給料が安いままであることが、転職を決めたきっかけだという人もいます。
生活のためにお金は必要なので、ある程度のお給料は必要です。
ですが、ただ給与面だけが不満だというのなら、折り合いがつかないか考え直してみるのも大事です。
経済情勢が低迷している昨今では、そう簡単に仕事を移り歩くわけにはいかないのが事実です。
まずは、何か必要以上にお金がかかり過ぎている事がないか、家計の支出を細かくチェックしてみましょう。
場当たり的にお金を使っていれば、いざという時にお金が足りなくなります。
もしも、過剰にたくさんお金が出ていく出来事があるのなら、それを取り除かないと、いつまでも現状は変わりません。それでも日常生活に支障が出るようなら、その時になってはじめて、転職を考えてみるようにしましょう。
食事や、生活サイクルを見直した結果、現在の収入でもやりくりができて、不満がなくなっている可能性もあるでしょう。
前職を辞めた理由について
転職時の面接にはいろいろな質問が想定されます。
その中でも多いのが前職を辞めた理由です。
辞めた動機は言いづらいことや、大きな声では言えないこともありますが、そういう場合はどうすればいいでしょう。
本当の転職するに至った経緯を、面接時に本音で話すべきものなのでしょうか。
給料や仕事内容、職場の人間関係などに対する不満があって転職を決意した人もいることでしょう。
また、前職では、家族の介護ができないからという理由もあるでしょう。
仕事をしなければお金が稼げません。
採用してもらうために、でき得ることを最大限にするべきです。
しかし、ここで問題となるのが転職する理由を正直に言うべきなのかということです。
いままでの仕事を辞めた理由として、ネガティブなことを言えば、新しい仕事でもまた不満があれば辞めてしまうと、採用担当に受け取られる恐れがあります。
それでは、自分の可能性を活かしたいからだと、前向きな言葉を連ねればいいのでしょうか。
嘘の受け答えでは、質問でより深い内容を求められたときに、筋の通った内容のある話ができなくなることも心配です。
採用担当者にいい印象を持たせるためには、ネガティブな理由を別の視点でポジティブな内容にしていく方法があります。周りの人と考えが合わずに辞めたという人は、より可能性を広げられる職場に移ることで、のびのびと働ける環境を作りたかったと表現できます。面接時で上手に受け答えをするには、嘘ではないが真実とは少し見方が違う切り口にしておくと、うまく回答の幅が広がるはずです。